繭から糸へ

「やまこの学校」の山蚕の収穫

古田ご夫妻が収穫、選別した繭

                    江戸後期の糸取りの図

現代の製糸

製糸された天蚕糸


家蚕の糸取りをした方は天蚕(山蚕)の糸取りは嫌だと言う。家蚕は糸を取りやすくするために、有史以来どれほどの品種改良が行われてきたことか。そこにゆくと、山蚕はそうはいっても野生児だ。糸を引くのにも繭の糸口を一粒ずつ見つけだしてやらなければならない。上繭で一粒から約0.2~0.3gが取れる計算だ。なかなか手ごわい代物だ。今では山蚕の糸を曳ける人も少なくなっている。












 

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